赤外線によるW41CAとTreo650の連携

W41CATreo650には赤外線ポートがあります。
せっかくなので活用してみます。
赤外線でのファイル交換をした際の動作についてまとめてみました。

■TEXT

Memosデータと*.TXTファイルをW41CAへ送ると、*.TXT形式でデータフォルダに保存されます。
データフォルダからそのまま*.txtを閲覧すると、*.txtの本文をコピーすることができます。
また、データフォルダに保存された*.txtで「Eメールへ添付」と選択すると、「本文引用」か「添付ファイル」が選べます。
「本文引用」を選ぶと、*.txtの内容がEメールの本文にインポートされます。
あとはそのままEメールの編集を行うことができます。

通常の動作としては、*.txtの内容がMemosにインポートされます。
McFileを起動させた状態で*.txtファイルを受信した場合、そのまま*.TXT形式でSDメモリに保存することができます。

W41CAで受信したメールをTreo650に送って編集するには、*.txtのように簡単ではなく少々手間をかける必要があります。
まずはメールをコピーか移動でデータフォルダに保存します。
そうするとメールは/データフォルダ/Eメールフォルダ/受信ボックスに保存されますので、そこでメニューから「赤外線送信」を選びます。
W41CAが送信する際のデータ形式はvMessage形式ですので、Treo650は対応していません。
なのでMcFilesを起動してから受信してSDメモリに保存します。
その時の拡張子は*.vmgとなっています。
そのままではCardTXTで開くことができないので、拡張子を*.TXTに変更します。
あとはCardTXTから開けばテキストを編集することができます。

JPEG
W41CA <- Treo650
そのまま*.JPG形式でデータフォルダに保存されます。
その後Eメールに添付して送ることが出来ます。

標準の動作ではPics&Videosにインポートされます。
そしてそのまま画像編集が行なえます。
McFileを起動しておけば、SDメモリに保存できます。


活用について考えてみました。
長文を入力はQWERTYキーボードを備えているTreo650のほうが得意です。
なので、まずMemosやCardTXTでテキスト入力をし、それを赤外線でW41CAに送ります。
W41CAに保存したら、メール本文にテキストをインポートします。
あとは写真を添付するなりして送るだけです。
これで、携帯電話だけで長文メールを作成するよりも楽になります。

デジカメの質はTreo650よりもW41CAのほうが良いです。
一方、編集能力はTreo650のほうが上です。
そこで、W41CAで撮影した写真をTreo650に送り、写真上にメモや印を記入してからW41CAに戻します。
携帯電話で写真を撮影してそのまま送るよりも表現力が豊かになります。


Bluetoothでデータの交換が行えれば、端末同士を向かい合わせる必要がないのでスマートですが、赤外線による連携でも十分便利なので、積極的に活用していきたいです。

【追記】
CardTXTの設定で「 Only show PDB & TXT file 」のチェックを外すとそのまま開けまました。